電子タバコのアトマイザー

電子タバコのアトマイザーのコイルについて知っておきたい知識

2017年04月10日 14時34分

アトマイザーには電圧に対する抵抗値(Ω)がありますが、これはアトマイザー内部のコイルによって違います
爆煙仕様の電子タバコはコイルの抵抗値が低いです。
電子タバコの蒸気の分量だけではなくて、リキッドの味わいも抵抗値によって違います。
アトマイザーを選ぶ場合には意識しておきたいです。
 
コイルの抵抗値は、使っている電線の太さや種類だけでなく、巻いている数や間隔によっても異なります。
こういったことからも、マニア向き・上級者向きのものです。
コイルの抵抗値によって次のように分類されます。
 
【HR(ハイレジスタンス)】
抵抗値が高いコイルのことです。電圧に対する抵抗値が高いですから爆煙仕様にはなりません。
その代わりリキッドの味わいは抜群です。抵抗値が高いですから必要になる電圧も高くなります。
電圧が低すぎると蒸気が発生しないかもしれません。抵抗値の数値目安は2.7Ω前後になります。
 
【LR(ローレジスタンス)】
抵抗値が低いコイルのことです。電圧に対しての抵抗値が低いです。
それほど高くない電圧でも爆煙仕様になります。電圧が高すぎるとショートしますから注意をしましょう。
抵抗値の数値目安は1.5Ωから1.8Ωです。
 
【サブオーム】
サブオームは抵抗値が1.0Ω以下のコイルです。爆煙仕様ブームで人気のタイプが、このサブオームです。
抵抗値がかなり低いです。バッテリーによっては安全装置が作動してしまうことがあります。
サブオームを使う場合は対応できるバッテリーであることがポイントになります。
 
 

 
コイルユニットの巻き方によっての違い

タンク式アトマイザーで使われているコイルユニット。
そのコイルの巻き方によって特徴があります。二つの種類をご紹介します。
 
【BVC(ボトムバーチカルコイル)】
ユニット内部のコイルの巻く方向が垂直方向になります。加熱できる表面積を増やせます。
空気の通りが良くなります。蒸気の分量がとても多いです。爆煙仕様に向いています。
 
【BDC(ボトムデュアルコイル)】
内部にコイルがふたつ設置されています。一般的な電子タバコはコイルが一つのシングル仕様です。
コイルが二つになれば蒸気の分量が増えます。
その反面、リキッドの消費が早いので、これはデメリットとも言えます。
ウィックが通気孔に対し横向きになっていることが多いです。
 
 
ウィックの種類
 
コイルに通すウィックも素材によって分類できます。リキッドの味わいに違いがでてきます。
【化学繊維】
カーボンファイバー・グラスファイバー・シリカなど化学繊維が使われます。
一般的にはグラスファイバーです。シリカはグラスファイバーと比べると耐熱性に優れています。
 
【オーガニックコットン】
厳しい基準をクリアして栽培したコットンです。環境に優しい素材で除菌されていません。
価格は高めですが、リキッドの味をクリアに楽しめます。
 
【ピュアコットン】
コットンのみを使った素材です。リキッドの味わいがいいですが、オーガニックコットンほどではありません。
リーズナブルな料金が魅力です。化学繊維のようにケミカル臭はしません。
 
【Genesis(ジェネシス)】
繊維でなくステンレスメッシュです。接着剤の使用がないですからケミカル臭さはありません。
リキッドの味わいが良いです。